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俺の話は長い 第8話 ゆで卵と福引 ミカンとコタツ

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今回のあらすじ→公式

ゆで卵と福引


房枝に好意を寄せる檀野と牧本だったが、檀野に光司の就職先を紹介してもらったり、父親の墓参りに車を出してもらったり、満も牧野とくっつくよりはいいかと岸辺家では檀野との再婚を後押しする流れに、、、

そんな中、満が牧本に「あの二人の恋路を邪魔してはくれないだろうか」と頼まれる。ただの嫉妬だと思ったが、あのいつもの店に常連としていけなくなってあのコーヒーを飲めなくなるのが何よりつらいという本音を聞いて、満が動く。吹き矢の大会会場にて。。

満「檀野さんとの再婚には賛成できないんだよ。」

綾子「この間と言ってること違うじゃない。」

満「母さんを狙ってるのは檀野さんだけじゃ ない。牧本さんだって正式に立候補してんだよ。」

光司「「牧本さんだったら 檀野さんのほうがいい」って言ってたよね?」

満「檀野さんに重大な選挙違反が見つかっちゃったんでね。」

春海「選挙 関係なくない?」

綾子「まともに相手しなくていいから。」

満「まだ決まってない役職なりポストを誰にするか選ぶという意味では恋愛も立派な選挙だぞ。自分と一緒にいるとこんなメリットがあるとマニフェストを掲げて 好きな人の定数1を目指す恋愛は人間にとって最も重要な選挙と言っても過言ではない。」

綾子「あなた 酔っぱらってるの?」

満「酔ってたら もっと冗舌に話せるよ。」

光司「これ以上は勘弁してほしいな。」

満「同じ店に通う常連同士なんだから正々堂々と戦ってほしかったね。ましてや檀野さんは実際に国会議員の後援会長もしてる人なんだからこんな汚いまねはしてほしくなかった。」

光司「満君が言う檀野さんの選挙違反って何なの?」

満「光司さん しらじらしいこと言わないでくださいよ。あなた方 夫婦そろって檀野さんに買収されてるじゃないですか。」

綾子「されてねえわ!」

満「じゃあ 何で2人そろって食事に誘われたんだよ?」

綾子「光司の就職の相談だから「奥様も よかったら」って言ってくれたからでしょ。」

春海「でも 15分しか就職の話 してないんでしょ?買収と疑われても仕方ないよね。」

綾子「何で春海が満の味方をするのよ。」

満「俺たちは接待してもらえなかった側の人間だからだよな。」

春海「「家族のことだから 娘も連れてっていいですか?」って言ってくれてもよかったのに。」

綾子「だって 普段 そういうの全然 来たがらないでしょ。」

春海「鉄板焼きは「普段」じゃないから。」

満「檀野さんのターゲットは光司さんよりむしろ 姉ちゃんだったんだよ。」

綾子「そんなわけないでしょ。」

光司「「15分」は ちょっと大げさに言い過ぎただけだから。」

満「母さんと再婚するに当たって一番の障害は姉ちゃんの存在だ。むしろ 姉ちゃんさえ味方に付けておけば再婚に大きく近づけると檀野さんは踏んだに違いない。」

綾子「何の根拠があって そんなでたらめなことを言うわけ?」

満「でたらめ?2本飲んだ赤ワインのうち1本は姉ちゃんの生まれ年のビンテージワイン だったそうじゃないか。生まれ年のワインを開けるなんてバブルを経験した人が本命を落とす時に使う常とう手段でしょ?」

春海「昔のワインってすごい高いんだよね?」

満「庶民には とても飲めるような値段じゃ ないよ。しかも 3人がオーダーしたのは飛騨牛 A5ランクの一番高いコースだ。」

春海「さぞ お高いんでしょうね。」

満「コースには肉だけじゃなくてタラバガニまで付いて来たそうだ。」

春海「ずるっ!」

満「アワビとマツタケの土瓶蒸しが選べるコースで2人ともアワビを選んだというウワサもある。」

春海「マジで許せない。」

綾子「どっから そんな細かい情報仕入れて来たわけ?」

満「檀野さんは 人望が厚いといわれてる一方で敵も多いんだよ。」

春海「ここまで来てまだ 買収されてないとしらを切るつもり?」

綾子「あなたはホント 食べ物の話になると 人が変わるわね。」

光司「これだけは信じてほしいんだけど最初から ごちそうになるつもりなんてなかったから。」

満「それは どうでしょう。」

光司「払おうと思ったら檀野さんが先に会計を済ませちゃってて。」

満「つもりがあろうが なかろうが払ってもらったら買収です。」

綾子「確かに 普段自腹じゃ食べられないような贅沢はさせてもらったわよでも そのことと2人の再婚話を応援することは一切 関係のないことだから。」

満「そこまで強烈に胃袋をつかまれておきながら「関係ない」なんて よく言えるね。」

光司「そんなこと言ったら満君だって 牧本さんに買収されてるんじゃないの?」

満「どういうことでしょう?」

光司「牧本さんに飲みに連れて行かれたっていう目撃情報をお義母さんから聞いてるよ?」

綾子「あっ! じゃあ 牧本さんだって同じ選挙違反してるってことになるわよね?」

満「まず 2人が行った鉄板焼きの高級な店よりは全然 値段が違うから。」

綾子「高い 安いの問題じゃないでしょ!」

光司「ごちそうになったらそれは買収だってさっき言ってたもんね。」

満「ハッハッハッ… 残念ながら2人で5000円ちょっとの会計だったにもかかわらず牧本さんは3000円しか手持ちがなくてほぼほぼ割り勘で会計を済ませました。だから選挙違反には該当しませ~ん。」

綾子「それは結果論でしょ?もし手持ちがあったら絶対に おごってもらってたんじゃないの?」

満「そうだったかもしれないけど俺は姉ちゃんみたいに袖の下から金品 受け取るようなまねは してませんけどね。」

綾子「はぁ? 何の話よ。」

光司「受け取ったの?」

綾子「受け取るわけないでしょ ホントにあんた いいかげんにしなさいよ。」

満「帰り際 檀野さんから商店街の福引抽選券40回分もらいましたよね?」

綾子「金品じゃないでしょ?ただの福引の券でしょ。」

満「1等 別府温泉 ペア宿泊券。2等 電動アシスト自転車が当たる福引を40回も引ける券は金品も同然だね。」

春海「ちょっと待ってお会計 幾らだったの?」

満「計算すれば分かるだろ~?」

綾子「いいよ 計算しなくて。」

満「商店街で300円分の買い物をすると1枚もらえる補助券が何枚 集まったら抽選券1回分になるんだっけ?」

春海「10枚。」

満「うん じゃあ抽選券40回分は 幾らだ?」

春海「えっ… ホント許せない。」

綾子「じゃあ 聞くけどさ~手持ちが3000円しかなかった人とお金に余裕のある人お母さん どっちの人と一緒になったほうが幸せな老後を過ごせると思う?」

光司「今の俺が言えることじゃないけど老後にお金の心配がないってものすごく大事なことだと思うんだ。」

満「檀野さんは そもそも母さんの再婚相手に立候補する資格がないと思ってるからね。親父の月命日に 檀野さんが墓まで車で送った話は知ってますよね?」

綾子「何の見返りも求めずに送ってくれたのよ。いい人じゃない。」

光司「普通は前の旦那さんのことってちょっとは気にするものだけどね。」

満「どんな車で来たか知ってますか?赤のオープンカーですよ。」

綾子「車の色と形は 関係なくない?」

満「いや 俺は親父が侮辱されてると感じたね。」

光司「それは考え過ぎじゃないかな?」

満「だって普通墓参りに行くってなったら一番 地味な車を選びそうなもんじゃないですか?諸角さんに確認してみたところその赤いオープンカーが4台 所有してる車の中で一番 派手で一番 高級な車なんだそうです。つまり 檀野さんは墓参りに同行する気持ちよりも母さんに いいところを見せたいという思いのほうが強かったんです こんな気持ちで墓参りに来る人が母さんに ふさわしいの?」

綾子「とにかく お母さんの気持ちをちゃんと確かめよう。話は それからよ。」

。。。それから自宅にて

房枝「何 バカなこと言ってんのよ。」

綾子「私たちに気を使ってない?ホントに檀野さんのこと何とも思ってない?」

房枝「当たり前でしょ ただの客よ。」

満「言い方 気を付けようか。」

房枝「だって お父さんと真逆でしょ。面白いし友達としては最高だけど男としてはむしろ苦手なタイプよ。」

春海「なのに 毛ガニとかもらっちゃっていいの?」

房枝「だって どうしても ウチで食べてほしいって言うから。」

満「自分の母親にこんなこと言いたくないけどあんた 魔性の女だな。」

房枝「ひっど~い ハハハ…。」

満「じゃあ 何で 檀野さんと一緒に墓参り行ったんだよ?」

綾子「そうよ 相手も勘違いするよ?」

房枝「ちょっと しつこいな~と思ってたから私が どれだけお父さんのことを忘れられないか教えてあげただけよ。」

春海「じゃあ 牧本さんは?」

房枝「牧本さん?あの人は 大切なお客さんよ。」

光司「「ただの客」より上ってことですか?」

房枝「上も下も別にないけど私が店を閉めるまでカウンターに座っててくれないと困る人。」

満「ふ~ん意外と大事に思ってんだね。」

房枝「だって 長い付き合いだからね。」

房枝は死んだ旦那が忘れられないし大事なんですね。そしてお客さんも大事にしてる。こんな喫茶店いってみたいですね。

 

ミカンとコタツ


紹介してもらった仕事の面接に落ちて部屋に引きこもってる光司を心配する綾子。満に頼んで監視しとくよう頼み満は光司を監視することに!

しかし心配無用(笑)めちゃめちゃ充実した生活をしてた光司。

マチュピチュのパズルを2日で完成、そしてこれからラスボスの3000ピースの「マチュピチュ」を完成させるという。さらにはミントを育てていた光司

ご飯も食べず夜も寝てないのは充実しすぎて楽しいから(笑)うらやましい(笑)

そんなこんなでコタツを光司と満で出すことになり二人で設置、こたつに入りミカンを食べながら歌の話に。。

光司「昔 『自由にミカン食わせろ!』って歌まで作っちゃったんだ。」

満「ハハハ…! えっ姉ちゃんに聴かせたんですか?」

光司「聴かせられるわけ ないじゃない。」

満「じゃあ誰にも披露してないんですか?」

光司「ううん春海には聴かせたことあるかな。」

満「へぇ~ 意外!」

光司「まだ結婚する前だったからね。」

満「聴かせてくださいよ。」

光司「えっ 今?」

満「だって ベース クラッチから持って帰って来たんですよね?」

光司「そんな大した歌じゃ ないよ」

満「分かってますよ。名曲だったら 逆に困ります。」

光司「じゃあ ちょっと待ってて。」

満「フフフ…。」

光司「 ♪ミカンの皮を残していいだろ 歯に挟まるから 皮は嫌いだミカンの皮を残していいだろ残した分だけ優しくするからミカンが好きさ死ぬほど好きさ皮は嫌いさ 繊維の化け物ミカンが好きさ死ぬほど好きさ好きに食わせろフォーエバー♪」

満「ハハハ… くだらねえ。」

光司「確か 5番まで作ったんだけどさすがに 歌詞 忘れちゃったよ。」

満「どんだけ暇だったんですか。」

光司「いや…。「ズタボロ」解散してバイト始める前の時期だったかな。まさに 今みたいに1か月ぐらい何もしてなかったんだ。小学校から帰って来た春海相手によく歌ったんだ。」

満「じゃあ 3年ぶりに新曲 作ってくださいよ。」

光司「いいけど…満君も 歌詞 考えてよ。」

満「いや 俺 ミュージシャンじゃないから無理ですよ。」

光司「いや そんなことないって俺より いい歌詞 作れると思うよ。」

満「え? 歌 作る時って何から決めるんですか?」

光司「ん~ タイトルとかどんなことを歌いたいかとか…。」

満「あっ じゃあ 分かった あの…タイトルは『ニートブラザーズ』にしましょう。」

光司「これも絶対 綾子には聴かせられない歌だね。」

満「胸に ため込んでる思いを歌ってやりましょうよ。」

光司「♪鏡に映るグレーのスウェット疲れた笑顔の君はダレだ?」

満「鏡じゃ ないよ♪兄さんボクだよ同じグレーの揃いのスウェット」

光司「♪ニート! ニート!夜明けは まだか?」

光司「♪ニート! ニート!夜明けは まだか?」

満「♪ フォーティーズ ニート&サーティーズ ニート アウ!」

光司「 ニート! ニート!晩メシまだか?」

満「♪面接落ちても 食欲落ちない」

光司「♪ ニート! ニー…」

春海「どうしてやめるの?」

光司「ごめん。」

満「何で謝るんですか?」

春海「続けてよ。」

光司「終わりにしよっか。」

満「え~?」

春海「光司さん あれ覚えてる?お母さんの財布からお金 借りる歌。」

光司「ハハ…。」

満「えっ 光司さん お好み焼き屋で姉ちゃんの財布からは小銭くすねてないって言ってませんでした?」

光司「くすねてなんか ないよ。借りただけ。」

満「じゃあ ちゃんと返したんですか?」

光司「フッ…。」

満「くすねてるじゃないですか!」

春海「まだ いいんだよ「出世払いで返す」…って歌なんだから ね?」

光司「フフフ。あれ どんな曲だったっけかな?」

春海「♪綾子の財布は魅力的いつも小銭でふくれてる百円取っても気付かない春海も十円くすねたよ」

満「ひでぇ歌詞だな。」

春海「五百円には敏感でバレて土下座で皿洗い出世 出世払い出世 出世払い借りてるだけだよ明日にゃ返すさ~」

春海:光司「♪ 出世 出世払い」

春海「♪ 出世 出世払い返せなかったらバイクで逃げるぜ~」

満「逃げちゃダメでしょ。」

春海:光司「♪ 出世 出世払い 出世払い 出世 出世払いちょっとだけ待ってろ奇跡を起こすぜ~」

春海「おばあちゃん 何撮ってんの!ダメだよ!」

房枝が撮った動画を綾子が見ながら・・

房枝「何 泣いてんのよ。」

綾子「結婚前のこと思い出しちゃった。あの2人ホントに仲良かったのよ。一緒に歌ってるところなんてもう二度と見られないと思ってたからビックリよ。」

房枝「春海も よく何年も前の歌を覚えてたこと。」

綾子「それにしても最低な歌だね。」

房枝「フフフ…。「出世払いで返す」って言うんだから信じましょう。」

綾子「もう一回 見ていい?」

光司と春海のめっちゃ良かったですね!!春海は新しいラジカセを光司に買ってもらい古いラジカセを売りに行くことに

満「ホント 売っちゃっていいの?」

春海「うん。どっかで けじめ つけなきゃとは思ってたから。お父さんからもらった物 もうこれしか残ってなかったからね。」

店長「 ウチだと1000円しか値段 付けられないんですけどどうしましょう?」

春海「はい 大丈夫です。」

店長「かしこまりました。」

満「すいません あの…僕が売りに出したコーヒーの道具ってどこに置いてありますか?」

店長「あぁ あれならつい この前 売れましたよ。すぐ そこにオープンした喫茶店のオーナーさんに買っていただいて。」

春海「周りは着々と動きだしてますね~。」

満「今に見てろよ。な~んつって~。」

春海がずっと聴いてたラジカセは前のお父さんから買ってもらったやつだったんですね、売ってけじめをつけた。光司さんと距離が縮まって良かったですね

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